経験の浅そうな女子大生に大人のセックスを教える

経験の浅そうな女子大生に大人のセックスを教える

出会い系で女子大生に出会って知ったことがある。

女子大生は、大人っぽい男に弱い。

宮崎市に転勤してすぐ出会い系に登録した。東京には恋人がいたが長距離恋愛は無理なので合意の上別れた。まだ二十八歳だし彼女にこだわることはない。宮崎でもきっといい女が見つかるだろう。

はじけるような笑顔が新鮮な女子大生だった。気に入って連絡したらこんなメールが来た。

「ネット上で話しても仕方ないので飲み会でもやりませんか」

気持ちはわかるが「飲み会」という言い方が気になる。聞いてみたらいつもの癖らしい。ネットで知り合った人たちとのオフ会にばかり参加していて、ついついそういうノリになってしまうらしい。

「そういえばここ、出会い系サイトなんですね。二人きりなのに飲み会というのも変ですね」

希望通り飲みに行く。

彼女は会ったそばから燥ぎまくった。命じてもいないのに一気飲みをしたりする。そんな落ち着かないところが大学生っぽくついて行けないところがあるが、女子大生とはそういうものだろうと優しい目で見た。

「そんな飲み方をしたら身体に毒だよ。身体を大切にしないと」

気遣ったり、少し説教めいたことを言ったりするうちに、彼女は急におとなしくなり、俺を見る目つきが変わってきた。

「どうした・・・酔ったの?」

「酔っています。私は今、あなたに酔っています」

聞いた話では、社会人の男性と酒を飲むのは初めてらしい。恋人を捜すためにオフ会に参加してきたが、集まってくるのは風変わりな若い男ばかり。自分のいいところをアピールする気にもならず、ひたすら騒ぐだけの飲み会を何度も繰り返したらしい。

「だからあなたに会えてよかったです。私は今、大人の魅力に酔っています。ドキドキします」

熱く語る。

似たような話は何度も聞いたことがある。学生時代から交際していた同い年の彼氏がいるが、会社に入ったら先輩の男性がとても素敵に見えてきて、彼氏に魅力を感じなくなって別れた話。大学出たばかりの男なんぞ俺から見ても小便臭いガキだ。彼女たちの気持ちはよくわかる。

―積極的にせまれば今晩のうちに落とせるな―

ホテルに誘ってみた。最初はびっくりしていたが、断ることなく素直についてきた。処女ではなかったが経験が浅そうだったので、大人のセックスをたっぷりと教えた。

「なかなかインサートしてこないのでびっくりでした」

一回目のセックスのあと、そう言う。

「大学にいる男はみんな、すぐに入れたがるんですよ。そしてさっさと出すんです」

「大人の男は女が入れて欲しいというまで入れない。入れてもイカせるまで出さない」

まだ女子高生のような清らかな裸身を抱き寄せる。汗と唾でべたついた乳の感触がいやらしい。

「私はもうだめかも・・・」

俺の胸に顔を埋める。鼻息が乳首をくすぐる。いい匂いのする栗毛色の髪を撫でてやる。

最近就職が決まった。会社に入ったら俺よりいい男に出会うかもしれない。それが少し不安だ。

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