最近、出会い系サイトに熟女が増えている。これは歓迎すべきことだ。
しかし、熟女との交際にはそれなりにリスクがあることを知っておく必要がある。
熟女はその多くが人妻だ。人妻と関係を持つということは、不倫することと同義だ。
相手の配偶者にばれたりしたら、損害賠償など痛い目に会う可能性が高い。人妻の扱いには十分注意する必要がある。
2ヶ月前、5回だけ会ってきれいに別れた人妻がいた。初回はお茶して食事しただけだったが、2回目から肉体関係になり、別れるまで7回セックスした。人妻との遊びはこの程度で十分だと思うし、逆にこれ以上会わない方がいい。リスクを抱えながら何度も会うのは危険と思う。
「軽くお茶しませんか?お食事でもいいですよ。軽い気持ちでお付き合いできたら幸いです」
こんな書き込みをしてたのは武蔵野市に住む明美さん。40歳。
すました顔だった。うりざね顔で、なかなかの美人だったよ。それに、大学時代の先輩の女性に何となく似てた。俺、明美さんに興味を持って、連絡してみることにしたよ。ただし、言葉には気をつけた。
「是非お会いしたいです。でも僕にはフィアンセがいます。会うのは2~3回程度にしていただけますか」
最初から会う回数を指定したんだ。
決してセフレにはならないことを宣言した。するとセフレ目当てに男を捜していること
を認めたくない明美さんは、
「私もそのくらいを望んでいます」
と返してきた。本音は違うはずだけど、とりあえずはその状態で会うことにした。
最初の駆け引きは成功だ。
初回はすました顔のままだったけど、2回目に体を重ねてからは、急に女っぽく甘えるようになった。このギャップが人妻の怖いところでもある。執拗に心と体にまとわりつき、決して離すまいとする。
「ねえ、また抱いて。まだできるでしょう?」
「この前の明美さんとは違うんだけど」
「夫以外で私を抱いたのはあなただけなの。記念すべき男性よ」
といって、俺の乳首をキスする。
「私寂しい。すっごく寂しい。あなただけが頼りなのよ」
セックスに飢え、愛に飢えた寂しい女なのだろう。女性から頼られると男は弱い。ずっと明美さんから頼られる男でありたいと一瞬思う。しかしこの心のゆるみがだめなのだ。
不倫地獄への第一歩なのだと自らを制する。
しかし先輩の顔に似てるし、面倒見もいいので、彼女の危険な態度に寛容になったりする。結局3回で別れるところが5回になってしまった。
「3回しか会わないという約束でしたから。今日までにしたい」
「あのメールは本気だったの?」
とすがりついてくる。顔をいやいやして泣きべそをかく。
でもここで心を鬼にしなければ永遠に抜けられない。
「約束を破る女は最低だね」
ときつめの言葉を投げた。
ところが明美さんは再びすました顔に戻ると、
「だったらいいわ。これっきりね」
と、手のひらを返したように開き直ったのだ。このギャップがまたすごかった。
それからいっさい明美さんに会っていない。
求めに応じて交際を続ければ、限りなく愛してくれる。だが冷たくあしらったら一気に
冷めて遠ざかっていく。
これが出会い系の人妻の特徴でもある。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」
この格言は、人妻とのセックスにもあてはまる。