出会い系で知り合った男性に処女を捧げました

出会い系で知り合った男性に処女を捧げました

私は二十一歳になる女子大生。

二日前、出会い系で知り合った男性に処女あげちゃった。

セックスには興味があったけど、なかなかきっかけがつかめなくてこの年になるまで処女。日本性教育協会が女子大生の処女率が五割以上なんて調査結果を出しているけど、数字を高くしているのは勉強ばっかりしている一流大学の女子大生で、私のような三流女子大の学生に限っていうと、たぶん処女率は二割に満たないと思う。

まわりは彼氏ありセフレありの子ばっかり。友達がセックスを楽しむ中、私の性処理はもっぱらオナニー。この三年、かなり焦りまくりのキャンパスライフだったな。

「出会い系に興味ない?」

ひとり者の私に出会い系サイトを紹介してくれたのはクラスメート。彼女も出会い系で彼を見つけたようで、すぐに理想的な男性が見つかるからって自信ありげにすすめてきたわ。だまされたと思って登録してみなさいだって。

それで某大手出会い系サイトに登録したの。あんまり乗り気なかったけどね。彼女がまくしたてるもんだからしかたなく登録したって感じ。

どうして乗り気じゃなかったのかって?

きっと出会い系にいる男性はみんな女性経験が豊富で、処女が苦手なんじゃないかって思ったの。男性から即セックスを求められたらどうしよう。最初からきわどいプレイをされたらどうしよう。処女にはそんなことできないでしょ? 不安だったし、積極的にはなれなかったな。

夏休みに入ったら横手市の実家に帰ったの。夏休みはずっと実家にいるつもりだったから、出会い系サイトのプロフの住所も横手市に更新。そしたらね、タイミング良く地元の男性からアプローチがきたのよ。

「東京の子? 僕と会わない? 夏休みを楽しく過ごそうよ」

写メ送ってくれたけど、軽そうな男性だった。すぐに女の子に手を出しそうなにやけた顔で、いかにも女たらしといった感じ。普通なら思い切りパスだけど、他に見つかりそうにないし、この夏には絶対にバージン卒業しようと思っていたし、一回だけ抱かれて終わりにしよって決めてOKしたの。いずれ東京に戻るし、長く付き合う気持ちはなかったし。

予想通り、彼は初日から求めてきたわ。お茶したらすぐに「ホテルで休憩したい」だって。

「君もそのつもりだったんだろう? 帰省しても暇だからエッチでもしようなんてさ。図星だろう?」

何て失礼なことを言う人かしら。でもここまできたら引き返せない。一度だけという条件でホテルに行ったわ。

部屋に入ったらすぐキスされてオッパイ揉まれちゃった。何すんのって抵抗したんだけど、脱がせ上手であっという間に裸にされちゃった。私は目を閉じて、処女であることを言うべきか黙っているべきか考えたわ。そして彼の指がアソコにせまろうとしたそのとき、あわてて告白。

「ちょっと待って。私は処女よ。今日が初体験なのよ。どう? がっかりした?」

彼は急に勢いをなくし、神妙になったわ。そして優しく私の肩を抱いたの。

「なんで最初に言わないの? 処女だったらいきなりホテルなんか誘わなかったよ。エッチするまでもっと時間かけたよ」

優しい口調だったな。彼がそんなタイプの男性だったなんて思ってもみなかった。なんだか泣けてきちゃった。緊張と恐怖、そして不意にやってきた安堵感で頭の中がぐちゃぐちゃににって、涙ぐんじゃった。(>_<)

「今日いいの? ロストバージンして」

「うん」

彼の優しいエスコートに感激。インしてからもゆっくり動いてくれたわ。痛かったけど、嬉しかった。

彼が理想的な人なのかどうかわからないけど、セックス経験が浅い女性に優しい男性であることは間違いないかしら。

横手にはあと一週間いる。

私は今、彼と長距離恋愛するかどうか考えている系。

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